業務案内

サンヨーフーズはセブン‐イレブンのお弁当を作っています。

日本人が昔から慣れ親しんでいる弁当やおにぎり・寿司の製造・販売を通して人々の日々の食生活を豊かにする仕事をしています。
弊社はセブン‐イレブン店舗向け商品の専用工場として、「本部」オペレーションの下で「製造」「配送」「販売」の各部門が一体となって活動しているコンビニエンス・システムの製造部門を担当し、1年365日毎日、お弁当やおにぎりなどの中食といわれる調理済み食品を製造し、お客様の近くにあるセブン‐イレブンのお店に納品しています。
安全で上質なおいしさ、食べる楽しさのある良品をお届けすることで、多くの皆様の暮しの向上に貢献します。
弊社は、日本デリカフーズ協同組合の一員として、原材料の共同購入、商品開発、品質管理、生産設備、生産システムの開発などセブン‐イレブンおよび他のデイリー・メーカと相互に情報を共有しながら、良品製造に取り組んでいます。

資材係

食材、資材の発注業務、在庫管理、入荷検品、伝票入力、支払業務など

資材調達の仕事です。食材や包装材など商品に使う材料や・製造過程で使用する消耗品などを仕入れ管理します。原材料の発注、入荷検品、収納、鮮度管理、在庫管理が主な仕事です。棚卸法による原材料原価計算の基になります。

炊飯課

生米の出庫、洗米、浸漬、炊飯調味剤計量、投入撹拌、加熱、蒸らし、取りこみ、冷却、計量など

弁当・おにぎり・寿司は、言うまでもなくご飯をベースとする商品です。お客様の様々な好みや商品の味イメージに合わせて十数種類のご飯を炊いています。
納米庫の生米を洗浄し釜ごとに配米したあと炊いて蒸らすという一連の炊飯作業はほとんど自動化していますが、調味材や混ぜ込み具材の計量・攪拌作業、冷却作業、使用される商品ごとに必要量だけを計量・仕分する作業などがあります。

製造課

野菜や魚肉の洗浄、カット、スライス、下味付け、外装殺菌、加熱調理(煮る・焼く・蒸す・揚げる・炒める)、冷却、計量など

農産物・海産物・畜産物・加工食品・調味料を使って弁当のおかず、おにぎりの中具、寿司の巻き芯を作る仕事です。材料をカット・スライスして下味付けやパン粉付けをする作業や調味材を計量前準備する作業、下処理前準備された食材を加熱する調理作業、冷却作業、和え物・調理品のカット作業や和え物などを作る作業があります。

加工課

成形、盛付、包装、出荷など

炊飯工程と調理工程で製造されたご飯やおかずを使って弁当やおにぎりなどの商品に加工します。おにぎりやいなり寿司・巻き寿司などに成型加工し包装する作業、弁当の容器に御飯やおかずをトッピングしフタをして包装する作業、包装した商品に品質保証を示すラベルを張り、店舗ごとに仕分して出荷する仕事があります。

生産管理課

生産管理支援システムによる、受注、各部署へのデータ配信、製造データの集計など

生産要素である(人、設備・機械、材料、情報)を準備し、生産条件である(品質、原価、納期)を達成すべき目標として実行、結果を検証し改善を支援します。

品質管理課

HACCP方式にもとづく衛生管理システムによる、衛生・品質管理に関するプラン作成、微生物検査など

HACCP方式による衛生管理システムを運用し、データに基づいて科学的に食の安全・安心を保証しています。安全な食品でも美味しくなければ日々の暮らしを支える食生活は豊かになりません。味品質や見栄えが設計どおりの規格で再現できるよう専門的知見から支援・監視します。

設備管理課

設備・機械を正常作動させ安定稼働させることによる現場支援など

高品質の商品を大量に安定的に供給するために必要不可欠な設備機械を導入します。開発した商品も生産計画も設備機械が正常・安定稼働しなければどうすることもできません。トラブルを予見し、事前のメンテナンスができる技術や管理手法が欠かせません。

総務課

人の募集、採用、労務管理、給与、経理・会計、送迎、食堂に関する業務全般など

現場作業以外で、設備以外の業務を行います。よって、担当範囲は広く、パート・アルバイトさんの採用・受入など人事業務、小口現金管理など経理業務、食堂・送迎などの福利厚生まで会社の縁の下の力持ちとして現場を支援しています。

商品本部

市場調査、商品開発による市場創造、設計(商品規格、利益、標準製造原価)、提案営業、原材料確認、など

タイムリーな商品提案と利益が取れる商品の開発・提案により売り上げの最大化を図ります。そのためには、市場調査、商品開発による市場創造、設計(商品規格、利益、標準製造原価)、提案営業、原材料(メーカーや産地)を開発する必要があります。
推奨が決定した商品は、商品規格書(社内資料)を作成し、重量・見栄え・色目・味についての規格に合致した良品を製造のために現場と協力して試作を繰り返し行いなます。

商品開発の流れ

市場調査

食の現場を訪ね歩いたり、食生活に関連する情報を収集分析し、食市場のトレンドや消費者の嗜好などを見極めます。地域の食習慣、すなわち食材や味付け・食べ方などを尊重し、その土地ならではの伝統や特産物を活かした商品開発も視野に入れています。

商品の企画・設計

消費者の食生活や生活様式に関する最新の情報を取り入れ、常に変化する消費者の嗜好に柔軟に対応して新しい商品の企画・設計を行います。

商品の試作・提案

メニュー内容を具体的に決定し、納得できるまで商品の試作や提案を繰り返します。商品の見た目・味・品質の評価はもちろんのこと、想定する消費者のニーズや喫食シーンに合った商品に仕上がっているかどうかも厳密に評価し、美味しさだけでなく、お客様の立場にたった商品作りを目指します。

商品の発売

新商品の企画から20週、つまり4か月かけて発売にこぎつけます。その間試作・提案、原材料の調達、トレーサビリティの確保、成分分析、細菌検査を行い、包装デザインを決定します。工場では製造ラインにて製造テストを繰り返し、商品の発売に備えます。